魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレン。彼女はエルフで長生き。勇者・ヒンメルの死に何故自分がこんなにも悲しむのかわからず、人を“知る”旅に出る。僧侶・ハイターの葬送を機に、ハイターが育てていた少女・フェルンと魔法使いの二人旅へ。途中、戦士アイゼンの弟子・シュタルク、若き僧侶・ザインの二人も加わり、四人それぞれの目的をはたすべく、長い旅は続く…
本格“後日譚(アフター)”ファンタジー!!
《引用:WEBサンデー》
Contents
『葬送のフリーレン』のあらすじ
引用;Yahoo!ニュース
この物語は、勇者ヒンメル一行が魔王を倒した後日談として始まるファンタジー。
勇者一行は、
- 心優しい勇者ヒンメル
- 魔法使いエルフのフリーレン
- 僧侶でお酒大好きのハイター
- 寡黙で力持ちのドワーフ戦士アイゼン
の4人。
魔王を倒して、世界に平和が戻った。
きんぐ
そんな後日談なのですが、「みんなでずっといつまでも。」とはいかないんですね。
なぜなら、人間とエルフ、ドワーフは寿命も老いるスピードも違うから。
いったん解散して、また集まるころにはフリーレン以外は年を取ってしまっているのです。
10年、50年の歳月があっという間に感じるフリーレン。
再び勇者ヒンメルに会った時には、彼はもうおじいさん。その後死を迎えた彼の葬儀でフリーレンは「彼を深く知ろうとしなかった」ことへの後悔から涙を流します。
それを転機に、フリーレンは「他者や人間のことをもっと知ろう。」と自分の魔法の研究も含めた冒険に出ます。その冒険の先々で出会う他者との関わりやフリーレンの心情が、我々にも何かを教えてくれるような気がします。
『葬送のフリーレン』の見どころを簡単に解説
引用;comic.kataseumi.com
- 長寿のフリーレンから見た、人々の様子と生き様
- 徐々に人間の価値観を理解するフリーレン
- 時代を超えても風化しない人々の考えや思い出、感謝の気持ち
長寿のフリーレンから見た、人々の様子と生き様
人々の何倍も生きるフリーレン。時間の価値観も周りの人とは違います。
僕たちが「ハムスターの〇年は人間の1年」ということの、逆の視点ですね。
そんなフリーレンからすると、どんなに親密になった仲間も「すぐ死んでしまう」生き物。
悲しい別れを繰り返さないために、深く関わることを心なしか避けています。
そんなフリーレンから見た僕たちにはない価値観や物の見方が、斬新かつ心を打ちます。
徐々に人間の価値観を理解するフリーレン
先述した「あまり人間と深く関わろうとしない」、半ば諦めのような感情を抱えたフリーレンが、徐々に人間の価値観や、寿命が短いからこそ大切にしている物事を理解し始めます。
他者の価値観に歩み寄り、理解しようとする心情の変化が巧みに描かれていて、今までにない感覚を味わうことができます。
それと同時に、我々読者も新しい視点を体感することで考えさせられる深い内容と言えます。
時代を超えても風化しない人々の考えや思い出、感謝の気持ち
この漫画は、普通の物語とは違って、「勇者ヒンメル」率いる勇者のパーティが魔王を倒し世界を救った後から始まります。
世界が救われた後、残存する悪魔や、救われた人々の描写も面白いです。
魔王が倒されてから、十数年経っても勇者への感謝を忘れない村や、汚れてしまって手入れされていない勇者の銅像、など…
世界を救ってからもなお何百年と生きられるフリーレンだからこそ、見ることができる「過去と未来」。
フリーレン以外のメンバーが寿命で死んでもなお、彼らが遺していったモノ・人・技術。
それらと接するフリーレン。なんとも胸が熱くなる話の連続です。
『葬送のフリーレン』がオススメな人は?
引用;weekleak.hatenablog.com
- エモい話が好きな人
- ファンタジーが好きな人
- ちょっと人生に疲れた人
フリーレンの特徴でもある、「悠久の時を通して見るフリーレンや周囲の心情」。
そこからくる「エモさ」が本当に温かい作品です。
世界線自体はファンタジーで、魔法やモンスターが登場します。
きんぐ
しかし、ファンタジーが苦手な人にも読んで欲しい漫画です。
また、そのエモさと温かさが、日々の生活やストレスで疲れた気持ちを癒してくれると思います。
新しい価値観に触れることで、人への接し方も心なしか優しくしたくなるような気持ちにもなります。笑
『葬送のフリーレン』の情報・概要
ジャンル | 少年漫画・ファンタジー |
原作 | 山田鐘人 |
作画 | アベツカサ |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
出版者 | 小学館 |
連載中・完結 | 連載中(2021.02.21現在) |
巻数 | 4巻(2021.02.21現在) |
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《引用;サンデーうぇぶり》
『葬送のフリーレン』は、無料アプリ「サンデーうぇぶり」で読むことができます。
きんぐ
更新頻度としては、週刊少年サンデーよりは数週遅れという感じ。
過去の話も、アプリインストールで付与されるチケットを使って読むことが出来ます。
違法サイトなどではなく、少年サンデーの発行元である小学館がリリースしているアプリなので、色々と安心ですね。
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